やさしくわかる！イラストレーション

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【わかるイラストは何か。イラストの力を知った小学生の頃の体験】

小学生のころ図鑑を読むのが好きだった私には、大好きだった図鑑がありました。

その図鑑にはアジアゾウとアフリカゾウの違い。野生の牛と飼育されてる牛の体つきの違いを解説している小さな２つのイラストが載っていました。

少しして動物園に行ったときにイラストの通りにゾウや牛を見ていくと、小学生の私でもゾウの種類が簡単に見分けることができました。

当時の私は驚き、イラストが持つ一つの大きな力として子供心にすごく印象に残ったエピソードでした。
文章だけだともしかしたら読み飛ばしていたかもしれません。写真では、はっきりと違いが判らなかったかもしれません。

わかりやすく整理されて描かれたイラストだからこそ伝わったのだと思います。

この体験が私のイラストを制作する上の灯台として今も輝いています。
私のイラストを通じて、誰かの世界が広がることや、新しい発見が生まれるお手伝いができれば何よりもうれしいです。


作風は「わかりやすく、優しく、楽しく」を大事にしていますが、
テーマに沿ってユーモアや、動物に人間っぽいデフォルメを加えることで、身近に感じるイラストにすることも得意です。

リアリティも大切にしており、書籍などで調べ上げてから制作しています。
「たぬきのイラストをアライグマで描かない。」がイラストレーターを目指した自分への約束です。